"ナスカの地上絵"といえば、世界的に有名な世界遺産である地上絵ですが、実は山形でもそんな"地上絵"が見られるということで今注目が集まっているのをご存知でしょうか？

今回、山形の「総合スポーツセンター」の東側にあるサトイモ畑には南米ベルーのアンデス地方に伝わる守り神である「トゥミ」の巨大地上絵が登場したといことでニュースになっているようなんです。 こちらの山形で話題の巨大地上絵はなんと地元山形でサトイモの栽培、販売などを手がける「さといもや さとう農園」が手がけたもの。

実はこの巨大地上絵はサトイモの魅力を世界へ発信しようとこちらの農園が制作している作品の一つなんだとか。

これまでにも本場さながらの"ハチドリ"や"コンドル"といった地上絵を描いてきたそうで、まさか、日本の山形で巨大地上絵を見ることできるとは思いもしなかった方へのとても効果的なアピールになっているようですね。

今回の地上絵などは縦約112メートル、横約80メートルにもなる巨大なものだそうなのですが、どのようにしてこのような巨大な地上絵を描くのかというところも気になるポイントでしょう。

これほど大きな地上絵ということですから、全体図を確認しようとするとかなり上空からでないと見下ろすことができなさそうですね。とはいえ、まさか地上絵がサトイモ畑に描かれると夢にも思わない方には山形の伝統食文化である"芋煮"の主役であるサトイモにアピールにはかなり役立っているのではないでしょうか？

山形に現れた巨大地上絵、ぜひ一度実際に見てみたいものですね。

（2020年6月15日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部