香川に魅力的な観光スポットがオープンしました。 その名も「讃岐うどんミュージアム」です。

本場讃岐うどんの製造過程を体験できる施設で 鉄骨3階建て3730平方メートルの広々とした建物だそうです。

讃岐うどん製造・販売会社「石丸製麺」が昨年7月から整備していました。 4月14日に行われた見学会では、社長自ら案内。 エントランスホールでは、明治時代のうどん製造を再現した 直径5メートルの木製水車と同70センチの石臼が、見学者の注目を集めていました。

2階は吹き抜けで水車を上から眺められる他 全長約2メートルのロゴ入り木船のモチーフも展示されていて 木箱にうどんを詰めて運んでいたことろ象徴していたということです。

香川と言えば「うどん」ですが ここまで徹底したミュージアムはなかなか珍しいのではないでしょうか？

「オーストラリア産の小麦は使わないのか」という見学者からの質問に 社長は香川産小麦「さぬきの夢」をはじめ、他府県の「国産小麦」のおいしさを アピールしたそうです。

これから香川へ観光へ行ったら食べるだけでなく うどんの製造過程を体験できるのですから、さらに観光客が増えそうです。

ミュージアムの目玉は3階の「うどん回廊」。 通路を歩きながら実際に計量、包装、箱詰め作業をガラス越しで 体験できるスペースがあります。

作業員らとの距離も近いので、見学者らが通ると機械を一旦停止し 従業員全員が笑顔で見学者へ手を振り歓迎したそうです。

会社のPRだけでなく、香川の讃岐うどんについての歴史なども 紹介されているということなので、香川で人気のスポットとなりそうですね。


 執筆：街コミNAVI編集部