三鷹にある「三鷹市芸術ギャラリー」は駅前という立地の良さや遅時間までの開館時間でゆっくりと展示を楽しめるということで三鷹で愛されているギャラリーなのですが、そんな三鷹市ギャラリーで今回オープンした常設展示室に注目が集まっているそうなんです。 今回、三鷹にオープンしたのは多くの作品を残し、日本を代表する小説家として有名な"太宰治"の自宅を再現した常設展示「太宰治展示室 三鷹の此の小さい家」というもの。

こちらは同ギャラリーが太宰治が住んでいた家や庭を合わせた広さと同じような広さであったこともあり、ギャラリー内に太宰治の家を再現するという一風変わった展示室となったのだとか。

展示室の広さは約51平方メートルだということで太宰治が住んでいた三畳間、四畳半、六畳間を展示室に見立てた展示室となっているのだそうです。意外にこじんまりとした広さに驚いた人も多そうです。

太宰治の作品のファンという人は多いでしょうが？実際のどのような広さの家に住んでいたなどをよく知るという人は意外に少ないのではないでしょうか？

こちらの展示室ではそんな太宰治の私生活の雰囲気を感じ取れるかもしれませんね。有名な名作が意外にもこうしたこじんまりとした書斎で執筆されていたなんてなんだか感慨深いものかもしれません。

もちろん展示室ということで太宰治に関する資料や原稿用紙の展示もあるので太宰治ファンであれば足を運んでも損はないものとなっているのではないでしょうか？

こちらの展示室で日本を代表する文豪の私生活に迫ってみるというのも面白そうですね。

（2021年2月8日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部