自転車で颯爽と景色のいい場所を駆けるというのはなんとも気持ちのいいものですが、意外な方法でそんな体験できるイベントが今回、仙台で開催されたということで話題となっているんです。

今回、話題となっているのは仙台で開催された「ツール・ド・東北2021 バーチャルライドin仙台」といもの。こちらのイベントはその名の通り、なんと仮想現実の仙台を自転車で走ることができるというものなんです。 こちらのイベントが開催されたのは仙台にある複合施設「クロスBプラス」なのですが、なぜこのように実際にではなく仮想現実の仙台を走ることができるイベントが開催されたのでしょうか？

実際に仙台を実際の自転車で走ればいいのにと考える人もいるかもしれません。

しかし、こうした仮想体験での自転車イベントというのも、これにしかないメリットがあるのではないでしょうか？

例えば、実際に自転車に乗るわけではないのでどんな年齢の人でも安全に楽しむことができますし、仙台の景色を再現した仮想現実というわけですから今とは違う風景を再現することも可能。

今回のイベントのようにうまく仮想現実を利用すれば、時代を問わない以前の仙台の街を走行したりする体験も可能というわけなんですね。

しかも、今回のイベントでは道路の勾配や風を感じることも可能なものとなっていえ臨場感もばっちりだそうで、これならむしろ実際に自転車で走るよりこうした仮想現実を走行するので十分なのではないかということになるかもしれませんね。

まさかの仮想現実を利用した自転車イベントというのも今後人気がでてくるかもしれません。

（2021年11月24日に書かれたコラムです）


 執筆：街コミNAVI編集部