愛媛では夏を迎えるシーズンとなれば盛んになるのが「うかい」です。

愛媛の大洲といえば「日本三大うかい」の一つとして数えられるほど観光スポットとしても「うかい」が有名なところなんだとか。 そんな愛媛で今回も夏の風物詩でもある"うかい"が始まったということでニュースとなっているようです。

愛媛で"うかい"が開幕するとなるとそれはもう一大イベントの一つといっても過言ではないでしょう。

今回はそんな愛媛での"うかい"の開幕に合わせて花火が打ち上げられたり、和太鼓の演奏もあったりとその開幕に花を添える形での盛り上がりを見せたようですね。

"うかい"というのは鵜という鳥を操り、夏が旬の魚であるアユを捕まえるというもの。

鵜を上手に操りアユを次々と捕まえる様子は必見。まさに伝統芸能ともいえる高い技術をもってこそ為せる技といったところでしょう。

そんな"うかい"の様子を眺めながら屋形船で食事を楽しんだりするというのが夏の風物詩として毎年楽しみにしているという人も多いのだとか。

現在ではパフォーマンスとして披露される"うかい"ですが、よく考えてみれば鳥を操って魚を捕まえるというのはかなりユニークな漁ではないでしょうか？

昔は本当に鵜を使ってアユをとっていたそうですがなぜ鵜を使ってアユを捕まえるようになったのかという歴史なんかを知ってみるというのも面白そうですね。

愛媛はそんな光景を見れるのは全国でも貴重な場所ですので夏の始めの風物詩としてぜひ一度実際の"うかい"を見てみたいものですね。


 執筆：街コミNAVI編集部