11月26日・27日、東京都小金井にある「江戸東京たてもの園」にて、ライトアップイベントが開催されていたことをご存知でしょうか？

夜間特別開園「紅葉とたてもののライトアップ」として開催され、都立小金井公園の紅葉が見頃を迎える時期にあわせて行われる、恒例のライトアップイベントです。 「江戸東京たてもの園」は、京都江戸東京博物館の分館として、1993年（平成5）3月・都立小金井公園内に開園した野外博物館です。

現地保存が不可能な文化的・歴史的価値の高い建造物を移築・復元し、保存・展示することによって、貴重な文化遺産を次世代に継承することを目的としており、国内はもちろん、海外からも多くの観光客が足を運んでいる施設です。

同イベントは今年で13回目を迎え、ツイッターやインスタグラムなどのSNSでも、多くの人で賑わう様子を見ることができます。

ライトアップでは、小金井の美しい紅葉はもちろん、あかりの灯った建物が建ち並ぶ町並みや、窓辺からほのかに感じられる優しい光など、どこか懐かしく幻想的な風景を楽しむことができます。

また、施設内で行われるイベント、「民家の炉焚き」では、復元建造物「吉野家」「綱島家」の囲炉裏の火を堪能でき、「暖炉のぬくもり」では復元建造物「デ・ラランデ邸」の暖炉の火などを見ることもできます。

本物の囲炉裏や暖炉の火を、直接感じることができるというのは大変貴重な体験ですよね。

さらに、東の広場には、約1000個のキャンドルが幻想的に揺らめく、「キャンドルナイト」も開催され、普段なかなか見ることのできない、幻想的な世界を楽しむことができます。

当日はキッチンカーの出店もあり、あたたかい飲み物や軽食が販売されたということで、体の冷える夜間のイベントでも、安心して参加することができますね。

開催が2日間のみという、大変貴重なイベントです。

気になる方は、来年開催される14回目の「紅葉とたてもののライトアップ」を見に、小金井まで足を運んでみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部