スイカの形はなんですか？ 丸いに決まってるじゃないか！という声が聞こえてきそうですが・・・

香川県善通寺市の特産の『四角いスイカ』の出荷が JA香川県筆岡集荷場で始まっています。 この香川産の『四角いスイカ』は、収穫前の2週間ほど 強化プラスチックの枠に入れて育てているので、このような形になるそうです。

傷がつきやすく、間引く量も多いため 丸いスイカと比べて収穫は2割から3割程度に減るみたいですね。

主に観賞用として大都市の百貨店の他 近頃は商社を通じて海外にも出荷されています。

香川県善通寺市の特産であるこの四角いスイカは 3〜40年ほど前に開発され、香川県善通寺市では特許も取得されています。

国内では一つ1万3000円ほどですが 昨年はロシアで8万円以上の値が付いたとも言われています。

JA香川県によると、なんとか昨年並みの品質を確保できたという事で 出荷作業は7月中旬まで続くそうですよ。

ちなみに、四角いスイカも珍しいですが 「ピラミッド型」や「ハート型」「ひょうたん型」「人面型」といった 変わり種スイカもあるようです。

いずれにせよ、四角いスイカは主に観賞用という事で 食用には向いていませんのでお気を付けください。

とはいえ、スイカの美味しいシーズンがやってきました。

スイカは冷やしすぎても風味が落ちるので、15〜17℃くらいで冷やすのが目安で 食べ方としては、直接かじったほうがおいしく食べられるそうですよ。


 執筆：街コミNAVI編集部