北海道北竜町の「ひまわりの里」で 8月上旬、ヒマワリが見ごろを迎えていました。

「ひまわりの里」は1979年の夏、当時の北海道北竜教職員が 農協研修で訪問した旧ユーゴスラビアのひまわり畑に感動したのをきっかけに スタートしたひまわり栽培です。 そして1987年に、北海道で『第一回ひまわりまつり』が開催されたのです。

その後、台風や竜巻による大被害を受けたひまわりの里。 襲ってきた困難に果敢に立ち向かい、町民が心を一つにして復興活動へ取り組み トラブルを乗り越えてきました。

その後北竜中学の「世界ひまわり栽培」が始まり さらに多くの町民が自発的に、ひまわりの里草刈支援活動を 20年以上に渡り行なっているそうです。

そんな町民の寵愛を受け、華麗に美しく咲き誇るひまわりたちは 「命の元気パワー」であり、北海道民の熱い想いでもあります。

ひまわりの里で行われている「ひまわりまつり」は 7月18日から8月23日の37日間実施されました。

入場料・駐車場代は無料、さらに24時間観覧が可能だったそうで 多くの観光客や夏休みの家族連れが足を運んだそうです。

車いす対応トイレやスロープ付きの展望台もあり お年寄りや体の不自由な人も気軽に楽しめるのが良いですよね。

今回、見逃したという方は 来根、北海道でひまわりのエネルギーをたっぷり感じ取ってみてはどうでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部