映画に関するイベントは有名なものからマイナーなものまで たくさんあります。

そんな中、大分には日本最古の映画祭があるのをご存知ですか？ 8月26日〜30日にかけて 大分の温泉どころ湯布院で「第40回湯布院映画祭」が開催されました。

日本映画のファンと作り手の交流の場を目指し 1976年に誕生した映画祭で、現存する日本最古の映画祭なんですね。

ここ数年では、日本でも国際映画祭が開かれるなど 映画関連の祭典が熱く盛り上がっていますが 大分には長い時を経て、ずっと受け継がれている映画祭もあるんですね。

ちなみに、大分で行われる「第40回湯布院映画祭」では 毎回、独創的なテーマタイトルが付けられています。

「変身、変心、また変身」 「その映画に女ありて」 「あんな家族こんな家族」

などなど。

そんな中、今年のテーマは 「センターに立て！日本映画の若手監督6人衆」だったそうで 森義隆監督の「ひゃくはち」、小林敬一監督の「ももいろそらを」 今泉力哉監督の「こっぴどい猫」、山下淳弘監督の「もらとりあむタマ子」 深田晃司監督の「歓待1.1」、沖田修一監督の「滝を見にいく」を上映。

そして上映後、それぞれの作品の監督とキャスト、スタッフらによる 講演などが行われたそうです。

他にも、駅前広場での野外上映などもあったりと 大分の湯どころで行われる歴史ある映画祭は 地域全体で盛り上がるイベントなんですね。

初めて知ったという方も、この機会に 是非来年、参加してみてはいかがでしょうか。


 執筆：街コミNAVI編集部