讃岐うどんの本場、香川県で人気のうどん専門店「たも屋」が インドネシアに支店をオープンしたそうです。

開店日は8月28日で、インドネシア・北ジャカルタの大型ショッピングモール 「エンポリウム・プルイットモール」にインドネシアで初めてとなる フランチャイズ店が開店となりました。 香川県民であれば『たも屋』を知らない人はいないというくらい 人気のうどん店です。

インドネシアにまでその味を広げた「たも屋」について 今回は少しご紹介したいと思います。

たも屋の歴史は平成8年まで遡ります。 当初はパチンコ店内にて、うどん屋台を開いたことが始まりでした。

その後、平成13年に香川県内にて、たも屋本店をオープン。

屋台からスタートしたたも屋は 現在、全国にチェーン店を持つほどまでになったんですね。

過去には「TVチャンピオン」に香川ナンバーワンとして出場を果たしていて その番組出演がきっかけで全国の人々に香川のうどん、たも屋のうどんの美味しさ 伝える事となったようです。

そんなこだわりの讃岐うどんは、毎朝その日の気温、湿度を調べてから 塩の量を決めて塩水を作っています。

ミキサーに粉、塩水を入れて練り、練が終わったら1時間以上寝かせて生地を足踏み。

足踏みをしっかりとすることで、生地内にグルテンが形成され これがうどんで最も重要といわれている「コシ」になるそうです。

菊もみ（もみ方の一つ）で団子状態にしてから熟成。 その後、麺打ちできる状態まで踏み、麺を打って生地を伸ばします。

伸ばした生地を切り、茹で、水洗いをして 茹でた麺を冷水でひきしめるそうですよ。

香川をはじめとして、日本国内でチェーン展開を進めている「たも屋」。 海外への進出はシンガポールでの3店舗に続き、今回のインドネシアで4店舗目。 香川のうどんが世界中で愛される日も近いですね。


 執筆：街コミNAVI編集部