様々な自治体が「まちづくり」と称して、特徴のあるイベントを開催する中 和歌山でも大規模なまちづくりイベントが行われました。

それが9月12〜13日に和歌山市駅前通りを緑と憩いの広場に 変える社会実験「市駅グリーングリーンプロジェクト」です。 和歌山市駅周辺を中心とした豊かなまちづくりを目標に 市民と町の未来につながるアクションを実践するのが目的だそうです。

具体的に説明すると「市駅まちづくり実行会議」が結成され ワークショップを開いたり、乗降客の減少や空き家、空き店舗、人口減少、高齢化などについて 話し合いなどを行なってきました。

そして、今回行なわれたのが「グリーングリーン」というプロジェクトです。

この名前には「拾い集める、少しずつ収集する」意味の「GLEAN」と 「緑、若々しい、環境に優しい」を意味する「GREEN」の2つの意味を込めているそうで 和歌山市駅周辺の資源や魅力を集め、緑あふれる人にも環境にもやさしい まちづくりを目指したいとう想いがあるそうです。

当日、どのような事が行なわれたのかと言いますと 市道和歌山市駅前通りの150メートルを歩行者天国にし 歩行者空間には、芝生のピクニックエリアやオープンカフェ 和歌山産や「緑」をテーマにした食材・雑貨などを販売するマーケットを展開。

空き店舗では本を片手にお茶を楽しめるブックカフェを開いたり 近くを流れる川では、電気で進む「プラグインハイブリッド船」のクルージングが楽したそうです。

このイベントと連携した企画もあったそうで なんとも、やさしい雰囲気の漂う気持ちいいイベントになったみたいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部