今年で70回目を迎える国民体育大会、いわゆる「国体」。 記念すべきこの70回目は、和歌山にて開催されます。

全国各地では、9月26日から始まった本番を前に 壮行会が開かれたりしたそうです。 開催地の和歌山も「おもてなし」の準備に余念がなかったようで 和歌山国体の開会式と閉会式に出す弁当の献立と弁当箱のデザイン発表などを 行なっていたようです。

お弁当には、多数の和歌山県産食材が使われ 全国から訪れる参加者に「和歌山の味でもてなしたい」という気持ちが 込められているそうです。

ここで、献立の一部を紹介したいと思います。 開会式用の献立は、和歌山市の紀水産業が提案し、実現した献立でした。

有田市が水揚げ量日本一のタチウオの梅しそフライ、梅干しご飯 ミカンやハッサクのシロップ漬け、金山寺みそ、山椒などが盛り込まれたものだったそうです。 聞いただけで和歌山っぽい感じがしますね。

続いて、閉会式には、和歌山市のオークワが提案た献立が採用されていて 南高梅干し、梅鶏の照り焼き、マグロのミンチカツ、タチウオ天などを入れ フィナーレにふさわしい華やかな彩りとなっています。

中身も色とりどりですが、外身、弁当箱のデザインも力が入っています。

箱の上面は絵画コンクールの最優秀作品を使用し 側面は和歌山県産食材や観光地の写真を載せ 和歌山の魅力をアピールしています。

ちなみに、和歌山国体のお弁当の価格は950円。

これだけ和歌山の味を詰め込んだものであれば その値段も安く感じるかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部