9月末の気になる歳時記といえば『中秋の名月』です。

全国各地でお月見の関連イベントが行なわれていますが 今回ご紹介したいのが、京都の府立植物園で行なわれた「名月鑑賞の夕べ」です。 9月27日に行なわれたこちらのイベント。

この日のステージでは、京都市内の大学生による創作演舞や 北野天満宮の氏子による太鼓が披露された後 シンガーソングライターの植村花菜さんのライブが行われました。

今年で23回目を迎えた京都府立植物園の「名月鑑賞の夕べ」は 京都の秋の風物詩になりつつあります。

これまでにも様々なアーティストが出演してきましたが、 今回の植村花菜さんの出演で、過去最高のおよそ1万人の来場者となった模様です。

さらにこの日からは、ライトアップイベントとして、 「PANTHEON 神々の饗宴」も開催。

こちらも、すでに終了してしまいましたが 京都府立植物園の琳派400年企画の一環で企画されたもので 照明は京都市出身で、東京駅100周年記念ライトアップなどを手掛けた方が 担当しているそうですよ。

琳派の絵画の繊細な色使いを「琳派カラー」として再現し 枝葉や幹が白や朱、金色に彩られた幻想的な世界が演出されています。

また、池に浮かぶアート作品「風神」や「雷神」なども同様に ライトアップされていたそうです。

皆さんは、秋の夜長をどちらで楽しまれましたか？


 執筆：街コミNAVI編集部