来年2016年の春、京都に誕生する新しい博物館といえば 「京都鉄道博物館」です。

伝統と歴史を重んじながらも、革新を続ける街で 日本を代表する国際観光都市「京都」に建てられる京都鉄道博物館。

技術革新によって日本の産業発展に貢献してきた「鉄道」の歴史を 紹介する博物館は、世代を超えて楽しみながら学べる施設なんですね。 そんな「京都鉄道博物館」にて運行するSLスチーム号について JR西日本が先日発表を行いました。

SLスチーム号は、今年の8月30日に閉館した梅小路蒸気機関車館で 本物の蒸気機関車を使い、遊覧用に運行されていた列車です。

その歴史を受け継ぎ、同じ場所で新たに開館する京都鉄道博物館でも 客車を新しくして、引き続き運行されるということです。

車体カラーには「聚楽ぶどう色」が採用され 京都の歴史や優美さと、人が集まって楽しむ雰囲気を演出。

座席には 往年の特急列車のヘッドマーク図柄をモチーフにしたデザインを配置するほか、 梅小路のシンボルである「梅」をあしらったテールマークが掲出される予定です。

なお、この客車は、産学連携の一環で 京都造形芸術大学の学生の協力でデザインされています。

京都で新たに誕生する博物館、ぜひこのSLスチーム号にも注目してください。


 執筆：街コミNAVI編集部