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2015.10.30.

香川大農学部の開発したブドウ『香大農R-1』


香川大農学部が開発したワイン用のブドウ「香大農R-1」を使った 赤ワイン「ソヴァジョーヌ・サヴルーズ(芳しき野生の乙女)」と ブドウを使ったワインとジュースのブランド「さぬきRED」の仕込み作業が 10月5日、香川県さぬき市の「さぬきワイナリー」で始まりました。
情報元ソース:産経ニュース 香川大農学部開発のブドウ、赤ワインに仕込み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151006-00000023-san-l37
香川大学農学部が開発した「香大農R-1」ブドウは 他の品種に比べて、アントシアニンヤポリフェノールを多く含んでいます。

色合いも濃い特徴があり、この特徴をジャムやジュース、お菓子など 様々な製品に活かし、付加価値の高い製品の開発戦略を展開する予定です。

香川県を含めた西南暖地では、ブドウの着色期が真夏と重なります。

夏季の猛暑はブドウ果皮の着色不良を招く事が、古くから指摘されてきました。 そこで、高温でも着色の良好な、新たなブドウを作るために 温かい地方に自生する野生ブドウのリュウキュウガネブを母親に 高級温室ブドウであるマスカット・オブ・アレキサンドリアを父親にして 育種された加工用ブドウです。

ソヴァジョーヌ・サヴルーズは非常に濃厚な色調をしていますが 渋みは少なくのど越しの良いワインであると同時に 機能性成分が既存のワインの倍ほどあり、抗酸化活性も高いので 美容や健康にも良いとされています。

香川はうどんというイメージしかなかったので こんなにも魅力的なワインが誕生していることに驚きですね。

国産酒ブームの風に乗って 全国だけでなく世界中で飲まれるワインに成長してほしいところです。


 執筆:街コミNAVI編集部