香川県多度津町ではオリーブの収穫が10月半ばより行なわれました。

香川の海と山に抱かれた町多度津。 この小さな町では、かつて「赤いダイヤ」と言われたデラウェアをはじめ 様々な農作物が育てられてきました。

地中海地域のような水はけの良い丘陵地形に加え、降水量が少なく一念を通して豊かな日射量。 この条件を活かして日本一の作物を作ろうという強い気持ちから、オリーブの苗が植えられました。 志のある地元の生産者が集まり、6年かけて大切に育ててきた香川県多度津町のオリーブは 今ではふっくらとした実をつけて、香川という土地の素晴らしさを改めて教えてくれています。

豊かな自然の恵み、そして人の情の深さ。 その両方は、おいしくて安全なオリーブを育てるのにもっとも必要な条件とも言えます。

たっぷりと降り注ぐ太陽の光を浴びた青い実は、香川から見渡す瀬戸内海のようにキラキラと輝き 人々に愛されています。

味、香り、品質に優れ、国際オリーブ協会（ICO）の基準では 酸度0.8％以下のヴァージンオリーブオイルだけが、「エキストラヴァージンオリーブオイル」として 認めらていて、香川のオリーブオイルもそれに値します。

香川県多度津のオリーブは、悪玉コレステロールLDLの値を下げるオレイン酸が70％も含まれています。 体を内臓から健やかに若々しく保つ高い抗酸化作用があるとも言われています。

農家のみなさんが、元気で若々しくいられるのは 毎日このエキストラヴァージンオイルを食べているせいかもしれません。

これからは、お料理にオリーブを加えてみたいと思いました。


 執筆：街コミNAVI編集部