東京メトロの新橋駅には 「幻の新橋駅」「幻のホーム」と呼ばれている場所があります。

幻のホームと聞くと、ワクワクします。 秘密基地的な存在を思い浮かべてしまいますね。 その昔、地下鉄整備が最盛期だった時期に、仮の駅として作られた新橋駅は わずか8か月の使用で役目を終えたといいます。

しかし、その後も残り続け 「幻の新橋駅」「幻のホーム」と呼ばれ、現在も存在しているんですね。

「幻の新橋駅」には、タイルで描かれた右横書きの駅名やアーチ形の柱が 当時のまま残されているそうですが、通常は一般に公開されることはなく 駅関係もしくは夜間の車両留置に使用しているそうです。

そこで、現在 東京メトロは、この「幻の新橋駅」の活用方法を募集しています。 優秀賞には賞金10万円と副賞、入選には賞金5万円が贈られるそうですよ。

幻の新橋駅は、凄くレトロな雰囲気の漂う小さな駅です。 鉄道ファンの皆さんなら、一度は行ってみたい場所の一つではないでしょうか。

3月ごろに行われた東京メトロのイベントでは 子供たちを乗せて、この幻の新橋駅に向かうというイベントも行われていたようです。

このイベントでは、普通では体験できない事ばかりだったので 子どもたちはもちろん、保護者の方々も楽しんでいたといいます。

子どもたちの好奇心をくすぐる、秘境駅の活用方法をぜひ考えてみて下さい。


 執筆：街コミNAVI編集部