昨今、若い世代の間で「家呑み」や「家呑み女子会」などが流行しています。 そうしたブームがあるなかで、おつまみも進化し続けています。

こだわりのあるお店で購入できる、気の利いた「おしゃれな次世代おつまみ」が 人気を集めているのです。

そんな中でも注目したいのが 香川県の「やまくに」が発売している「パリパリ焙煎いりこ」です。 「やまくに」のある観音寺市は、西讃と呼ばれる香川県の西端に位置しています。

807年に空海が神宮寺に聖観世音菩薩を安置した後に 観音寺と呼ばれるようになったと伝えられています。

香川・観音寺の西の沖合10kmに位置するのが 上質ないりこの産地として知られている伊吹島です。

伊吹島には、片口いわしの漁場として、絶好の条件がいくつもそろっています。

島の周辺に広がっている燧灘（ひうちなだ）は、遠浅で海流がゆるやかなので 骨や身がとてもやわらかい片口いわしが育つのです。

そのため、水が浸透しやすく、だしの出がよい良質な「いりこ」になるのです。 香川・観音寺から生まれた「パリパリ焙煎いりこ」は、この良質ないりこを使用して作られています。

下処理された「いりこ」は、弱火でじっくりと時間をかけて焙煎されます。 冬場は3時間以上かかる事もあるのです。

だし汁用に使用しても、上品なおだしをとることができますが そのままパリパリ食べても絶品なんですよ。

お酒のおつまみにはもちろんですが、かやくごはんやサラダ ピザのトッピングにも相性が抜群ということで人気です。

カルシウムが豊富なので、育ち盛りのお子さんにも喜ばれる商品です。

香川のうどんだしが美味しいのは 美味しいいりこが取れることが関係しているのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部