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2016.03.12.

川崎市が人口増で全国7位に


今年度も終わりに近づきましたが、昨年から行われていた平成27年度の国勢調査の速報値が 総務省により先月発表されました。

これによると、川崎市の人口は平成22年から平成27年の5年間に49,788人(3.5%)増加して 1,475,300人、世帯数は28,542世帯(4.3%)増加して691,236世帯となっているそうです。
情報元ソース:産経新聞 川崎市の人口が全国7位に 横浜市は最多372万6167人
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160227-00000008-san-l14
川崎市では人口と世帯数ともに戦後一貫して増加を続けて いずれも過去最高となり、全国7位となりました。

前回の調査からの人口増加率も全国2位水準となり 人口増の傾向はしばらく続きそうとの見方がされています。

区別で見ても全区で人口が増加していて、男女比は女性100に対して男性103.1と 政令市の中では最も男性の割合が多かったそうです。

市の統計情報課は「川崎には企業や工場が多いため、もともと20台男性の転入超過が多いのが 原因ではないか」と見ています。

国勢調査は統計法に基づいて総務大臣が国政統計を作成するために 「日本に居住しているすべての人および世帯」を対象として実施される、国の最も重要かつ 基本的な統計調査。

第1回は1920年(大正9年)に実施され、今回で第20回目の調査となります。

川崎市の人口総数は第1回目の統計からはなんと17.3倍。 川崎市の人口は第二次世界大戦後の昭和22年以降は増加し続けていて、市としてはプラスになる面も ある一方、これから東京オリンピックなどで都心の人口流入に拍車がかかる中で起こってくる 問題に向けての対策も課題となりそうです。


 執筆:街コミNAVI編集部