今年も春がやって来て、お花見を楽しんだ方も多いのではないかと思います。

各地で桜・お花見に関するイベントが催されていましたが 滋賀県草津市では、新草津川沿いの桜並木を見ながら草津の市民交流をする催し 「草津川桜557フェスタ in 2016」が4月2日に開催されました。 このイベントは、お祭りをみんなで楽しみながら、新草津川の桜をみんなで守り 育てようというイベントで、今年で4回目の開催となりました。

草津川の桜並木は地元の団体などで作る「NPO法人琵琶湖ネット草津」が 2002年から植樹したもので、その数557本。

桜のオーナー制度を作って維持管理しているとの事で まさに町一体、市民一体となって守っている桜並木なのだそう。

清掃活動には約200人の市民が参加し、互いの交流を深めながら楽しみながら 町の美化へ向けて活動していました。

メインイベント会場となった御倉町の三角地公園では、お祭りらしく屋台が出たり 桜の木の枝でストラップを作る体験活動、募金活動が行われ、草津歌劇団のミュージカルも 披露されて盛り上がりを見せました。

桜の咲きは八分咲き程度で、満開とはいきませんでしたが 参加者は満面の笑みでイベントを楽しんだようです。

もう桜は散り始めていますが、また来年もイベントは続くと思います。 この桜の木を守るイベントが続いていく限り桜の木もまた毎年花を咲かすでしょう。

こういった地域に根差したイベントが たくさん続いてくれると嬉しい気持ちになりますね。


 執筆：街コミNAVI編集部