


2016.08.11.
香川漆芸の三技法展
皆さんは自分の地元の伝統文化や伝統工芸品を実際に見たり、体験したりしたことはありますか? 日本では各地域に伝統文化や工芸が伝わっているものの、後継者不足や愛好者の減少などで 苦しい状況にあるものがすくなくありません。
そうした伝統工芸品のことを多くの人に知ってもらおうと各自治体で様々な取り組みが 行われていますが、香川県では、特産品である香川漆器の伝統技法を紹介する展示会が開催されて います。
情報元ソース:産経新聞
香川漆器3技法の技と美に触れて 県文化会館で展示会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000012-san-l37
香川県漆工芸研究所が企画し、高松市の県文化会館で開催されうるこの展示会のタイトルは
「香川漆芸の三技法展~きんま・ぞんせい・ちょうしつができるまで~」http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160805-00000012-san-l37
香川漆器は県のふるさと納税の返礼品などとしても採用される、うどんと並ぶ香川県有数の特産品。 この展示会では香川漆器の伝統的な3種類の技法の製作工程をそれぞれ12個ずつの見本で伝えます。
各技法の見本は人間国宝の山下義人さんらによって作られているんだとか。 香川漆芸の三技法「蒟醤(きんま)」、「存清(ぞんせい)」「彫漆(ちょうしつ)」は 江戸時代以来、約200年の歴史がある技法で、すべて模様や色を付ける技法のことをさします。
もちろん各工程に加えて漆芸研究所修了者による修了作品も展示され、それぞれの製作工程を思い 描きながら作品を見ることもできます。無料で入ることもできますし、香川県に行く予定のある人は 足を運んでみれば、面白い発見があるかもしれませんよ。
10月23日まで無休で開催中とのことです。
執筆:街コミNAVI編集部