2016.09.29.
埼玉で『子持ちホンモロコ』を養殖へ
皆さんは「ホンモロコ」という魚をご存知ですか?単に「モロコ」と呼ばれることもある魚で コイ科の淡水魚です。日本産のコイ科の魚の中でも特に美味しいといわれ、特に「子持ちモロコ」は 高値で流通しているんだそう。
天然モノのホンモロコは特に琵琶湖原産の名物として有名なのですが、養殖のホンモロコの生産量が 日本一なのは実は埼玉県なのです。
そんな埼玉県で、「子持ちホンモロコ」を量産する養殖技術が全国で初めて確立され 注目を集めています。
情報元ソース:埼玉新聞
高級魚“子持ちホンモロコ”埼玉県が量産に初成功 ブランド強化へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00010003-saitama-l11
埼玉県では「埼玉を代表する魚を育てよう」と、埼玉県水産研究所でホンモロコの養殖に
取り組みはじめ、1992年に全国で初めて水田を利用した養殖技術を確立。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160906-00010003-saitama-l11
現在では年間約20トンを生産し、見事ホンモロコのブランド化に成功しました。
そして、ホンモロコの中でもさらに価値の高い子持ちモロコを生産し、さらなるブランド化を 図ろうと、2012年度から技術開発を行ってきたとのこと。
子持ちになることによって料理のバリエーションが広がるということで、地元の飲食店などからも 期待の声が上がっているそうです。2017年度中に生産者に卵を提供し養殖技術を紹介する予定で ブランド強化に期待がかかります。
ホンモロコの出荷は10月から2月にかけてということで、これからホンモロコの出荷が活発化する この時期にアピールしていきたいと意気込んでいました。
私はホンモロコを食べたことはありませんが、今すぐにでも食べてみたくなってきました。 私たちにとってはおいしい魚が手軽に食べられるようになるのが一番。
是非、頑張って量産体制を確立してほしいです。
執筆:街コミNAVI編集部