アートはお好きですか？美術館の数や企画展の回数など、美術に関して日本は世界でも類を見ない ほど関心の高い国です。各地域に必ずと言っていいほど美術館があり、都市部ではクラシックな ものから現代的なものまで、さまざまなアートを目にする機会があります。

ビエンナーレやトリエンナーレなどの美術祭の開催も増えてきていますよね。 そんな中、福井県ではあるユニークな美術展が開催されて話題となりました。 そのイベントのタイトルは「ピカソとお茶しよう～現代アートの巨匠から新人作家まで～」です。

JR福井駅近くの「ART SPACE北ノ庄」で10月15～17日の3日間開催されたこのイベント 絵画や版画などアート作品に囲まれて、お茶とお菓子を食べながらアートについて語るという ものです。

福井市一帯で開催されていたイベント、「フクイ夢アート」の1つのイベントとして開催されました。

展示されていたのはピカソや、ロイ・リキテンスタイン、ダミアン・ハースト、村上隆、草間弥生 など、世界を代表する作家や、地元福井出身の作家のアート作品たち。もちろんすべて本物。

世界の錚々たる作家の本物のアートを至近距離で見ながらお茶が出来るという斬新な試みで アートコンセルジュの方による作品についての解説やアーティストの話などもあり、あまり アートに詳しくない人たちも和やかな雰囲気で楽しんでいたんだそうです。

アートというとどうしても身構えてしまいますが、そうしたリラックスした雰囲気で楽しむ アートというのもまたいいものなんだろうなと思わされますよね。

現代アートはある種「なんでもあり」というイメージもありますし、こうした試身も増えて いってくれると嬉しいなと思います。


 執筆：街コミNAVI編集部