先月12月26日、東北楽天ゴールデンイーグルスの茂木栄五郎選手が、出身地の東京都小金井市を 表敬訪問したニュースが報じられていました。茂木選手は生まれも育ちも小金井市。 小金井第四小学校在籍時に野球を始めたそうです。 ちなみに小金井市といえば、アニメ製作スタジオ「スタジオジブリ」本社があり 映画「借りぐらしのアリエッティ」の舞台になった土地でもあります。

今回の茂木選手の表敬訪問の際、小学校2年生まで所属した「貫井ジュニア」の子どもたち 約200人が集まり、トークショーなどで交流したそうです。茂木選手は「小金井で育った という気持ちはすごくあるので、戻ってきて懐かしい気持ちがあります」と小金井への 里帰りに表情をほころばせつつ、子どもたちからの質問に答えながら、ゴロの捕球の仕方の コツなどを伝授したそうです。

そして「自分は体があまり大きくないし能力も高くないけど、父や兄とあきらめずに 練習して、高校、大学ではレギュラーを獲ることが出来て、プロの世界にも入れた。 プロでも試合に出ることが出来た。あきらめずに高い目標を持っていれば、夢を叶えられる」 と地元・小金井の子どもたちにエールを送りました。

生まれ育ち、夢の原点でもある故郷「小金井」への思いを忘れることなく、自分と同じように 野球を愛する子どもたちへもエールを送る…素晴らしいですね。こうやって茂木選手の 言葉、指導に触れた小金井の子どもたちの中から、未来のプロ野球選手が生まれるのかも しれません。


 執筆：街コミNAVI編集部