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2017.01.26.

小山市が定住者促進


都市部への人口流出が止まらない地方、という現状が取りざたされる現在ですが 一方で、各自治体、移住者を呼び込もうという戦略も進んでいますよね。

各自治体が都市部での説明会を開いたりして移住者を呼び込むべく奮闘しています。 そうした状況の中、栃木県の小山市が、那須塩原市と共に移住と定住促進に取り組んで いくという計画が発表されました。
情報元ソース:産経新聞 移住・定住促進で連携 小山市と那須塩原市が「南都・北都宣言」 栃木
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170121-00000024-san-l09
栃木県は東京都のすぐ北側に位置する県であり、思った以上に東京へのアクセスもいい場所。 その利点を前面に押し出したPRとなるようです。

両市は1月20日に「とちぎの『南都』・『北都』移住・定住促進宣言」を発表。 21日に小山市の小山市立文化センターでセレモニーを行いました。

小山市を南都、那須塩原市を北都とし、それぞれの文化や強みを対比させつつPRしていく ことで、両市の認知度を上げ、移住者を増やしていくという取り組みということです。

小山市と那須塩原市はともに新幹線が通っていて、東京で働くサラリーマンでも新幹線通勤が できるということをアピール。JR東日本の協力も得て、3月には東京駅と新宿駅での PRイベントも計画しています。

JR東日本が展開している大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン」の 2018年4月〜6月の対象地域が栃木県となることもあり、一気に攻勢をかけるつもりの ようです。

移住した場合の特典などを含む具体的な政策・戦略はこれから3月までに策定していくと いうことですが、これからも移住誘致の流れはさらに進むと思いますし、今後の動向に 注目したいですね。


 執筆:街コミNAVI編集部