今や、アニメや映画、ドラマや小説などの作品の舞台をファンがめぐる「聖地巡礼」は 広く浸透してきましたね。昨年は大河ドラマ「真田丸」の舞台となった長野県に多くの 観光客が訪れ、社会現象ともなりました。

特にアニメなどの聖地巡礼は熱狂的なファンが訪れることも多く、各自治体も その土地を舞台とするアニメとのコラボレーション企画などを多く打ち出しています。

その流れに乗って、今大々的にアニメとのコラボレーション企画を行っているのが 岐阜県です。 もはや昨年、一番の社会現象といっても差し支えない、大ヒットアニメーション映画 「君の名は。」の舞台は岐阜県飛騨市でしたよね。

さらに昨年は「君の名は」の他に、岐阜市を舞台にした「ルドルフとイッパイアッテナ」 大垣市をモデルにした「聲（こえ）の形」も公開され、岐阜を舞台とした アニメーション映画が3本も公開されたということで、岐阜県がコラボレーション企画を 打ち出すのも当然といえます。

アニメのファンの聖地巡礼もすでに盛り上がっていますが、更なる観光客を呼び込もうと 1月21日には東京で「ぎふアニメフェア」なるイベントが開催されました。

「ぎふアニメフェア」は、先述の3本の映画のシーンパネル展や 「ルドルフとイッパイアッテナ」の原作者である斉藤洋さんによるトークショーが行われ 先着100名には各映画の限定オリジナルグッズなどもプレゼントされました。

様々な文化や地域が、互いに支えあって発展していくのは素晴らしいことだと思いますし この勢いのまま、岐阜県には頑張ってほしいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部