1月13日、野村不動産株式会社が計画を進めている「武蔵小金井駅南口第二地区第一種市街地再開発事業」の権利変換計画が東京都知事より認可されました。小金井市によると今回の再開発事業はJR中央本線連続立体交差事業にあわせた市街地の形成が目的とのこと。

小金井市の総合的な拠点となる市街地が完成する見通しです。 この再開発の対象となる地区は武蔵小金井駅周辺の1.8ヘクタール。第一地区は平成14年から開発が進み、平成23年度にすでに3つの街区と2つの広場の建設が完了しています。

街区に建設された大規模なイトーヨーカドーは自走式駐車場を備えており、ヒートアイランド現象緩和のため壁面に植物を植えるなど、環境にも配慮した設計になっているんですよ。また、武蔵小金井駅南口の広場もすでに整備され広々としていて、トイレや道路・交番などがあります。隣接する今回の第二地区もあわせると、ますます利用者の増加が見込まれますね。

今回の事業で建設が計画されているのは地上26階と24階のツインタワーマンション。戸数は約720戸に及び、共用部として各種ラウンジやキッズルーム、ゲストルーム、フィットネススタジオ等も整備されます。さらに1階から4階には商業施設も入る予定になっているんです。

すでに完成している第一地区のフェスティバルコートと連続して敷地の中央部にはコミュニティ広場を設置し、地域全体で行き来のしやすいデザインになっています。工事完了予定の2019年が楽しみですね。


 執筆：街コミNAVI編集部