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2017.01.31.

小金井のNICT


日本標準時の維持をしている機関が、小金井市にあるということをご存知でしょうか? その名は、小金井市の国立研究開発法人、情報通信研究機構、通称NICTです。

時間の維持といっても何をしているのかわからないという方もいると思いますが、たとえばNICTの活動の一部として今年2017年の元日に、「うるう秒」を挿入しました。
情報元ソース:レスポンス 情報通信研究機構(NICT)、うるう秒の挿入を約1年半ぶりに実施
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170101-00000004-rps-ind
うるう秒、と言われてもピンとこない人もいるでしょう。

実際に何が行われたかというと、日本標準時で午前8時59分59秒と午前9時ちょうどの間の1秒のあいだに、「あともう1秒」をカウントするということです。

「うるう秒」とは、「原子時」と「天文時」とのずれを直すために入れられる秒のことで、数年に一度、必ず挿入されているものです。前回は2015年7月1日ですから、約1年半ぶりの実施というわけです。

「原子時」とは何かというと、セシウム原子時計によって測られる「時間」。 そして「天文時」とは地球の自転に基づいて計算された「時間」。

このふたつの時間のずれを調整する機関がこの、小金井市のNICTだというわけです。

「原子時」は数十万年に1秒ほどしかずれないそうなのですが、地球の自転速度がずれるために調性が必要なのです。なんとも壮大な話ですが、それを行う施設が小金井市にあるということも、知らない方がいるのではないでしょうか。

この調整は、国際機関「国際地球回転・基準事業(IERS)」が決定し、世界で同時に行うものですが、日本では元旦の朝。寒い中、たくさんの見物客が訪れました。


 執筆:街コミNAVI編集部