制度開始から数年がたち、各自治体の明暗がはっきりと分かれつつあるふるさと納税。 やはり、返礼品をどれだけ充実させられるかで大きく差がつく結果となってきていますが、変わらぬ人気を保ち続けているのが、宮崎県都城市です。

地元産の牛肉などの返礼品を武器に、2015年にふるさと納税額1位を獲得し、以降もふるさと納税を地域活性化につなげるべく、様々な取り組みを行っています。 2016年には、ふるさと納税を活かして更なる知名度アップを図ろうと、都城市の返礼品に携わる市内の企業が「都城市ふるさと納税振興協議会」を設立しました。

様々な取り組みを行っているこのふるさと納税振興会ですが、1月末には、有名食べ歩きブロガーを招いて都城の食をPRしてもらおうという企画を開催しました。今回都城に招待されたのは、「食べあるキング」のメンバー6人。

食べあるキングは、いわば食べあるき会のオールスター集団で、グルメの方面では圧倒的な支持を集めています。

食べあるキングの面々は都城市内の町中から農家まで様々な場所で、スイーツから肉、お酒まで、ふるさと納税の返礼品となっている品々を中心に食べ歩きを行い、自身のブログやSNSなどにアップしました。

SNSが広告ツールとして絶大な人気を誇る今の時代、都城市のこの目の付け所はさすがですね。ふるさと納税にもいち早く目をつけて知名度を上げた手腕もありますし、都城市が次にどんな方法で地域のPRを行っていくのか、気になるところです。


 執筆：街コミNAVI編集部