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2017.03.02.

福島県飯館村


東京電力福島第一原発事故から、もうすぐ6年が経ち、いよいよ避難指示が続く福島県飯館村は3月末に、解除の日を迎えます。解除といっても放射線不安の消えない中、いかに「帰還」するかが問題となります。

解除といっても、その時すぐに仮設住宅からの退去が強制されるかというとそういうわけではなく、福島県松川町の松川工業団地第1仮設住宅では、さらに一年間入居期限が延長されるといいます。
情報元ソース:河北新報 <帰還後どう生きる>縁を生かし暮らしたい
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170226-00000015-khks-soci&p=2
たしかに福島の住宅は「仮設」ではあったものの、この地で育まれた絆や人間関係も多々あり、むしろ帰還を億劫に感じる人もいて、解除が単純に喜ばしいというよりははるかに複雑だと言います。

また、高齢者の方々にとっては、帰還先はまだ病院や店舗もなく、必要なライフラインを整えるだけで精一杯であるため、本当は帰りたいのだが帰ることができないという見込みを持っている人もいます。

さらに2月11日に行われた、解除後の施策に関する懇談会での説明内容によれば、要介護者の方々の場合、介護の基盤が失われてしまっており、今後も目途が立っていないというのが現状。これからの自治体の対応が肝となってきます。

でもそんな中、生業の農業をもはやできないとわかっていながら、生まれ育った村で人生を全うしたいという人もいて、解除に希望を燃やしています。

福島県飯館村の「解除」後、いかに生きるかの選択は村民それぞれとなりそうです。どう選択したとしても、村民の方々がその地で新しい故郷が再建できることを願うばかりです。


 執筆:街コミNAVI編集部