世の中には様々な日本一なものがたくさんありますが、中には一風変わった日本一もあるのをご存知でしょうか？

鳥取にある「夢みなとタワー」は、今回とある日本一に認定されたということで話題となっているそうなんです。 鳥取で絶景を遠望できる「夢みなとタワー」は高さ43メートルのタワーなのですが今回、全日本タワー協議会によって全国に20ある加盟している展望施設の中で「日本一低い」と認定されたのだとか。

鳥取に限らず、通常であれば全国にある展望台のような施設というのは、遠くを見渡せるための施設の高さがそのウリではないかと思います。

その中で、この鳥取の「夢みなとタワー」は日本一低いと認定されてしまいました。

しかし、「夢みなとタワー」はそんな展望施設として不名誉なはずの低さという部分を活かして「低さ」を逆にアピールすることによって、このタワーの知名度や観光客を呼び込む材料として利用していこうとしているそうで、従来の高さがウリであるタワーの魅力を発想の転換によって長所にしていこうとしている所が面白いと思いませんか？

欠点と思われている要素でも発想を変えれば、逆に長所として利用していくということは大事なことなんですね。

どんなことでも日本で一番ということであれば、例えマイナスのように思えるポイントや要素でも、日本一であれば人々の注目を集められるということには変わりないという事なのかもしれませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部