福岡県北九州市の八幡のテーマパークといえば、「スペースワールド」。今年閉園する同所の跡地をどう活用するかという住民の懸案に、ついに答えが出ました。

年末で閉園するスペースワールドは、略して「スペワ」と呼ばれ、福岡の子供たちの遊び場であり続けてきました。福岡の住人には子供のころの思い出が残っている方もいるのではないでしょうか。 そんな跡地に、すでに大手流通会社のイオンが、「西日本最大級」となるアウトレットモール、レジャーの総合施設の建設を構想しているということが24日にわかりました。

開業は閉園の4・5年後。福岡県民は今から開業が楽しみですね。

スペワの不在を埋めるべく、子供向けレジャー施設も構想されるということで、今後も福岡北九州は観光客の増加を見込めそうです。

ヤフオクドーム（福岡市）3個分以上の24万平方メートルという、この広大な土地を所有する新日鉄住金は、近々北九州市に検討状況を報告すると見られています。

九州でアウトレットといえば、三菱地所グループの運営する「鳥栖プレミアム・アウトレット」（13万4千平方メートル、約150店舗）や福岡市西区運営の「マリノアシティ福岡」（8万5千平方メートル、約150店舗）がありますが、敷地面積から言っても今回の計画は最大となります。店舗数もこれらを上回るのでしょうか。

どちらにしても休日のお出かけに最適の場所となりそうな今回の計画、地域のみなさまは心待ちにしておいてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部