ご当地アイドルユニットは今なお各地で生まれ続けていますが、この度、福岡・久留米にも「963（くるみ）」が誕生していたのをご存知でしょうか。4月5日に初の全国流通盤となるシングル「ろすとぷらねっと」をリリースし、久留米から念願の全国デビューを果たしました。 もともとは、くーみんテレビ（久留米市）の企画「久留米恋日和」から生まれたご当地アイドルです。

メンバーチェンジを経つつ2016年10月から活動を開始。しかし高校受験のためにすぐに活動を休止。この春からまた活動を元気に再開したということです。

アイドルグループも以前のように歌謡曲を歌えばいいというわけではなく、MCバトル番組「フリースタイルダンジョン」などで話題の「ラップ」の楽曲をメインに活動していくと言うことです。もちろんラップといえど特有の歌唱力や抑揚の強弱などの難しい技術が求められます。

メンバーの「ぴーぴる」と「ねーぷん」のこれからの活動に期待が高まります。

今回のシングルは、SUBMARINEの新城賢一氏が作詞作曲を務め、□□□の三浦康嗣氏がアレンジを担当した本格派。ジャケットデザインは5lackのデザインなどで知られるKYNEが担当。本気の大人たちが脇を固めています。

実際聞いてみるとフロウ（ラップの抑揚）はDA・YO・NEで人気だったEAST END×YURIを思わせる、シングライクなもの。HALCALIやhy4_yhなどの非常にキレのあるガールズラップユニットとは少し異なるゆるめのラップが特徴です。しかし何より若くて未来のある彼女ら。久留米代表ラッパーとして、これからの活躍に期待できますね。


 執筆：街コミNAVI編集部