皆さんは地域の図書館など、地元の公共施設はよく利用するほうでしょうか？

公共施設は大抵夕方には閉館してしまいますし、会社員の人はなかなか行く機会もなかったりしますよね。夜に空いているイメージがない、そんな地域の図書館ですが、奈良県生駒市では、閉館後の夜の図書館を活用した新たな取り組みが始められることが決定し、注目を集めています。 その取り組みの名前は「本棚のWA（わ）」

この取り組みは、閉館後の夜の図書館を使って生駒にゆかりのある人たちの話を聞いたり、参加者同士が語り合ったりすることのできるイベントで、今年度から初めて実施される取り組みです。

生駒市では昨年「図書館とまちづくりワークショップ」という取り組みを実施。これは10月～12月にかけて3回のワークショップを開催し、「人と本、人と人をつなぐ図書館」をテーマに市民からアイデアを出し合ってもらうという取り組みでした。今回の「本棚のWA（わ）」は、そのワークショップの提案を実現した第1弾で、企画・運営もワークショップ参加者が行います。

今年度は3回の開催を予定していて、第1回目「地ビールはお好き」の開催は6月17日に開催されることが決定しています。

第1回目のゲストは生駒市で「ゴールデンラビットビール」というビール店を営み、生駒山の米を使った「ライスビール」づくりに取り組む市橋健さんがゲストとして登場し、ビールの試飲会や交流会を行う予定となっています。

時間は午後6時～8時ということなので、会社帰りにでも参加できます。5月15日から参加申し込みを受け付けるということなので、気になる人は是非、生駒市のホームページをチェックしてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部