皆さんは「お役所」というとどんなイメージがありますか？やはりお堅いというイメージや、形式的なイメージが強いのではないでしょうか。

しかし、あらゆる分野でこれまで以上にサービスの重要性などが増し、自治体独自の特色を出すことが重要視される現在、全国の自治体でこれまでにはなかったような新しい取り組みがどんどん取り入れられています。

そうしたユニークな取り組みを積極的に行っている自治体として知られるのが奈良県生駒市です。 新入職員が街頭で市民の意見を聞く研修など、ユニークな取り組みで知られる生駒市ですが、今年秋からは「オンリーワン研修 特別編」という新しい取り組みも始まり、話題となっています。

この研修は全国の先進自治体から職員を招いて講演と懇親会を開催し、「地方創生」の時代、地方公務員にはどんなスキルや考え方が必要かを学び、地域を巻き込む方法と仕事の姿勢を学ぶイベント。

今年9月から毎月1回開催され、11月8日に神奈川県横浜市でネーミングライツの事業化などに携わった河村昌美さんを講師に招いて開催されました。

次回は12月20日、お笑い芸人で、地域おこしの活動を行う鹿児島県鹿屋市の半田あかりさんを講師に招いての実施が決定しています。

生駒市役所で開催されているこのイベントは、基本的には生駒市をはじめとする自治体職員を主な対象としていますが、自治体職員だけでなく市民でも参加することが可能なので、市民団体で活動している人など、興味のある人は一度、参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部