



2017.06.03.
宇部にて『へら塩大作戦』スタート
昔に比べれば人々の健康状態がよくなり、寿命も延びてきていますが、それでもやはり健康問題は私たちにとっては大きな関心ごとですよね。様々な健康への取り組みなどが一定期間ごとにブームを巻き起こしますが、ここ数年で、減塩に対する意識も高まってきていますよ。
塩分の過剰摂取は高血圧や脳血管疾患をはじめ、生活習慣病の原因となるとして注意が呼びかけられていますが、そんな減塩に自治体として取り組んでいる地域も多々あります。
そんな中、山口県宇部市では日常生活の中に減塩を子どもから大人まですべての世代で心がける「へら塩大作戦」という取り組みが行われ、スタートアップイベントが先日、開催されました。
情報元ソース:宇部日報
へら塩大作戦スタートアップイベント盛況 宇部市
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00010000-ubenippo-l35
山口県民の1日当たりの塩分摂取量は厚生労働省の提示する目安よりも高く、塩分の多い料理を控えることを心掛けている人の割合は、宇部市が県内の市の中でワーストとなっています。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00010000-ubenippo-l35
こうした現状に対して始められた「へら塩大作戦」。セミナーや各種健康教室の「知ってへら塩」、クッキング教室などを開く「楽しくへら塩」、減塩レシピを考案する「美味しくへら塩」といった活動がこれから繰り広げられる予定となっています。
5月21日に宇部市多世代ふれあいセンターで開催されたスタートアップイベントでは、講演や健康チェックなどのほかに、クイズなど子供たちも参加して楽しめるイベントが用意され、多くの宇部市民で賑わったそうです。
こうした活動が最終的に地域PRにまでつながっていくといいなと思いますね。取り組みの成果に期待です。
執筆:街コミNAVI編集部