星はお好きですか？満天の星空にあこがれたり、よく山などに見に行ったりする人も多いと思いのではないでしょうか。

しかし、都市部などでは綺麗な星が輝く空はなかなか見ることはできませんよね。星を見るには山間部であったり、高層ビルが立ち並んでいない地方に行くのがよいというのは当然ですが、鳥取県では星空を使った地域PRが進められ、注目を集めているのをご存知ですか？ 鳥取県が進めているのが「星取県」プロジェクト。

鳥取県はどの市町村からも天の川が見え、流れ星も見やすいことで知られていて、環境省が実施した星の見えやすさの調査では全国1位に輝くなど、星を見るには絶好の地域。全国で最も人口が少なく街の明かりが少ないことが功を奏した形ですが、この特徴を生かして、星空の美しさをアピールして観光客や移住者を呼び込む活動です。

昨年、鳥取商工会議所の青年部による勉強会をきっかけに今年に入ってから様々な取り組みを行っていて、星取県に関する情報はネットなどでも大量にPRされています。

そうした中、そんな鳥取県で星空保全条例が制定されるかもしれないというニュースも話題となっています。これは、サーチライトなど、星空を阻害する光の害を禁止するという条例で、早ければ9月にも条例案が提案されるという事です。

これからPRが世間に浸透していくにしたがって、込み合ったりということもあるかもしれませんから、綺麗な星空をのびのび見たい人は、今のうちに鳥取県に足を運んでおくのがいいかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部