将棋はお好きですか？最近は、14歳のプロ棋士・藤井聡太四段の活躍もあり将棋界は大盛り上がりですよね。

藤井四段が対局を行うごとにニュースで報道されるなど、藤井四段の活躍に焦点を当てた報道が続いていますが、もちろん様々な棋士が日々その実力を競っています。国内でも様々な将棋のタイトル戦や大会が開催されていますが、高知県でも今年、ある将棋のタイトル戦が初開催されることが決定し注目を集めています。 今年10月に高知で初めて開催されるのは「リコー杯女流王座戦」です。

印刷機などの事務用品で有名なリコーが主催、日本経済新聞社が特別協力する将棋の女流タイトル戦で、2011年に女流将棋界の6番目のタイトルとして誕生しました。勝者には女流王座の称号が与えられ、優勝賞金は国内最高額タイという、日本でも最大級のタイトル戦となっています。

誰でも参加可能な完全オープン大会であり、海外出場枠も設けるなど、画期的な試みを多く導入しているタイトル戦としても有名です現在一次予選が開催されていて、最終的には厳しい戦いを勝ち抜いた挑戦者が女流王座と5番勝負で勝敗を決めますが、その5番勝負の会場として、今年初めて高知県が選ばれたということです。

高知県とリコーのグループ会社リコー・ジャパンが今年3月に地方創生に関する協定を結んだ事が今回の誘致につながったということです。

将棋界が盛り上がりつつある中、高知県での将棋熱の盛り上がりにも期待したいですね。


 執筆：街コミNAVI編集部