


2017.06.28.
山形出身の作曲家の功績を讃え道徳教科書に
山形県出身の作曲家、海鋒義美さんの業績が、教育出版の2018年度版小学校4年生向けの道徳教科書に掲載されました。
海鋒さんは「春のあしおと」「仲よしの歌」「おくれ雁」など、こどもの歌や校歌を数多く残した作曲家。1905年に山形県天童市に生まれ、生涯で500曲以上を作曲し、教科書には戦後荒廃した世の中を明るくしようと、音楽教育に情熱を傾けた業績が紹介されています。
情報元ソース:河北新報
海鋒さんの功績が道徳教科書に 音楽教育に光
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170613_73016.html
山形県に生まれた海鋒さんは、東京音楽学校(現東京芸大)を卒業後、地元山形県のみならず、東北各地で音楽の指導に当たり、1946年から64年に放送されたNHK仙台中央放送局のラジオ番組「東北うたの本」で、児童合唱団が歌う曲を手がけました。http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170613_73016.html
どの歌も歌詞に故郷・山形や東北の自然、子どもの遊びなどが織り込まれ、歌いやすいメロディが特徴です。みなさんも耳にしたことがある歌があるかもしれませんね。
中でも「春のあしおと」は教育者の故冨田博さんが歌詞を紡ぎ、海鋒さんが故郷山形の景色を思い浮かべながら作曲。小学校音楽の教科書にも長年掲載され、今も多くの世代に歌い継がれています。私自身も音楽の授業で歌ったことがあり、今更ながら曲が生まれた背景を知り、改めて楽曲の世界をかみしめています。
今回掲載されることになった道徳の教科書では、2ページに渡って海鋒さんの功績や歌詞を紹介。海鋒さんと親交があり、文章を寄せた学校関係者は、「先生の歌を通じて、子どもたちに自然や他者を大切にする豊かな心を育んでほしい」とコメントしています。
故郷山形や東北を愛した海鋒さんの思いは、時代や場所を越え、今も歌い継がれています。改めて唱歌を通して、古き良き日本の風景を感じてみてはいかがでしょうか?
執筆:街コミNAVI編集部