「エアメール」を送ったことはありますか？かつてはエアメールで海外にいる友人などとやり取りを楽しんでいたという人も多いと思いますが、現在ではEメールやLINEなどが普及して、世界中のどこにでもすぐに文章を送ることができるようになりましたし、よほどの事情がないと国際郵便や航空郵便は使わないですよね。

そうした中、和歌山市でエアメールを楽しむことができるユニークなイベントが開催されました。 そのイベントの名は「フォトジェニック郵便局」

手紙（エアメール）の良さを改めて知ってもらうために日本郵便や、キャノン、エプソンなどによる団体が企画した「サプライズ・トリップ・レター」プロジェクトの一環として開催されるイベントで、これまでに静岡・東京で開催され、今回の和歌山開催が3回目となるイベント。

フェイスブックで世界の絶景を紹介している絶景プロデューサー・詩歩さんがプロデュースし、まるで海外にいるような素敵な写真が撮れるスポットで開催されています。（和歌山では8月12・13・19・20日の4日間、マリーナシティ「ポルトヨーロッパ」で開催されました。）

イベントでは、臨時の郵便局が開設されて、来場者はその場で撮った写真をその郵便局に持っていくと、その写真をプリントアウトしたものとエアメール風の便せんや切手などをもらえるというもの。

フォトジェニックというキーワードをうまく使ったイベントとなりましたが、果たして手紙の人気を復活させることができるのか、日本郵便のこれからの取り組みにも注目です。


 執筆：街コミNAVI編集部