現在は全国の自治体が観光客や移住者の増加などを図り、地域を活性化させようと頑張っていますよね。

全国の様々なPRキャンペーンなどを目にする機会も増えてきていますが、強いインパクトを残している地方の1つといえば、やはり香川県ではないでしょうか。 「うどん県」として、とにかくうどんを強く打ち出す戦略はわかりやすく、今では誰もが「香川＝うどん」を思い浮かべるようになっているのではないでしょうか。

そんな香川県では実際、県外からの観光客の数が伸びているそうです。

香川県が例年この時期に発表している観光客動態調査報告が今年も7月13日に発表され、2016年の観光客の数は約937万人で、前年に比べて1.8%の伸びで、瀬戸大橋が開通した1988年の1,035万人に次いで過去2番目の多さとなりました。

4年連続で900万人を超える堅調推移で、香川県が2011年に「うどん県」のプロジェクトを開始し、様々な取り組みを行ったことを考えると、やはりPR戦略がうまくいっているといっていいのではないでしょうか。

2016年は3年に一度の瀬戸内国際芸術祭があったことなども増加につながったと考えられ、外国人観光客も増えてきているのだといいます。

日帰りの観光客の割合が増えてきているのが少し課題ということですが、それでもこれまでの取り組みが一定の効果を生み出してきている香川県。これからもどんなPR戦略で私たちを驚かせてくれるのか、楽しみですよね。

皆さんも是非1度、香川県を訪れてその魅力を体感してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部