皆さん、美術館などには行きますか？

日本には美術館がたくさんありますし、普段からよく足を運ぶという人もいると思いますが、なんだか入りづらいというイメージがあったり、気軽に立ち寄れないイメージを持っていて、あまり行かないという人もいるのではないでしょうか。

そんな、普段美術館に足を運ばない人にも気軽に楽しんでもらえるようなイベントも最近、全国の美術館で開催されるようになってきていますが、岐阜市にある岐阜県美術館では「アートまるケット ツナがり ツナがる ツナがれば」というイベントが現在、開催されています。 「アートまるケット」の「まるけ」は岐阜の方言で「まみれ」るという意味。

さらに市場を意味する「マルシェ」、「マーケット」に掛けて、岐阜を「アートまみれ」にしようと提案するこのイベント。岐阜県美術館の館長であり、現代芸術家である日比野克彦さんが館長に就任した2015年から開催し、今年で3度目を迎える企画です。

岐阜県内3校のアカデミーと1校の大学院大学との意見交換を通して、協同作業を行いながら進行しているのが特徴で、学生と共に作り上げる花や展示物、各校の特色を生かしたワークショップが多く開催され、若い感性も取り入れた開かれた場が作られています。

今年のテーマは「ツナがり」で、第1回の「森」と第2回の「川」というテーマ同士など、様々な「ツナがり」が生まれます。開催期間は11月3日までで、入場無料なので、岐阜の人はもちろん、岐阜県外から訪れた人も、是非一度ふらりと立ち寄ってみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部