



2017.09.02.
横浜市栄区内の遺跡
古代から続く人間の営み。その痕跡は遺跡という形で、全国の地層に埋もれています。そんな中、関東でも有数の遺跡数を誇る横浜では、文化財にまつわる講座が度々行われています。
8月28日、横浜市栄区の小管ヶ谷地域ケアプラザで、横浜市栄区内の遺跡を紹介する講座が開かれました。
情報元ソース:カナロコ by 神奈川新聞
地域の遺跡を知ろう 講座で埋蔵文化財紹介・横浜
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00020211-kana-l14
横浜市ふるさと歴史財団埋蔵文化財センターの橋本さんが横浜市内から出土した身近な埋蔵文化材を解説し、横浜市内外から集まった30人が聞き入りました。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00020211-kana-l14
横浜市内の遺跡は約2,400ヵ所で、区内は101ヵ所とされています。橋本さんは地区の特徴として「古墳時代に造られた、地域の有力者の横穴墓群が多い」と説明。横浜市内の事例として、JR本郷台駅周辺に100墓以上あったとされる「七石山横穴墓群」などを紹介しました。
また中世以降の道路や鉄製品を造った鍛冶炉の跡もある「笠間中央公園遺跡」、歴代の砦や城があった「長尾台遺跡」も紹介しました。
企画した横浜の市民団体「さかえ華シニア」の関係者は「自分の住む地域の歴史や成り立ちを知ることができた」と笑顔で語り、橋本さんは「横浜市内でも保存される遺跡は一握り。こうした機会を通じて多くの人に知ってもらいたい」と話しています。
いくら多くの遺跡があろうとも、完全に保存することは厳しいもの。ましてや地域の人々の関心が薄ければ、保存への働きかけも行われる機会が減ってしまいます。こういう講座が積極的に行われることで、横浜市内の遺跡への関心が深まり、文化財保存への働きかけも市民レベルで行われるようになるのではないでしょうか。
執筆:街コミNAVI編集部