現在、全国各地で地域の活性化に多くの人たちが励んでいますね。最近では、地元中高校生などのアイデアを募ったりすることも増えていて、実際に成果を上げているものなどもあります。

時代も変わりつつある中、地域において中高生の果たす役割は大きくなっている現状ですが、そんな中高生たちが全国から集まりビジネスの観点から地域の活性化について考えるというイベント「第2回全国高校生SBP交流フェア」が、8月18・19日、三重県伊勢市で開催されました。 SBPとは「地域ビジネス創出事業」（Social Business Project）の略称で、地域振興の観点から、地元に残って地場産業の活性化やまちづくりを担う人材を各地で養成するために、高校生等が地域の課題を実際にビジネスの手法を用いて解決する取り組みのこと。文部科学省が主導して行っている運動です。

この企画は三重県の大学や高校の関係者などを中心につくられる未来の大人応援プロジェクト実行委員会が主催。

三重県立相可高校の食物調理科の高校生が運営する高校生レストラン「まごの店」の成功事例などを参考に、高校生が地域活性化につながる本格的なビジネスについて考えたり、すでに実施しているプロジェクトについてディスカッションするイベント。

2013年からイベントを開始し、昨年規模を拡大して「第1回 全国高校生SBP交流フェア」として開催。そして、今年は文部科学省との共催となり、パワーアップしての開催となりました。子供達向けにもこうした本格的なイベントが開催されていますし、大人も負けていられませんね。


 執筆：街コミNAVI編集部