さいたま市のJR大宮駅東口から徒歩5分 大宮一の宮通りに昨年オープンした「KANPO煎専堂」をご存知ですか？

2階部分にある店舗で購入した漢方煎薬を 1階のセルフ式バーで手軽に煎じて、その場で飲めるのが特徴のお店で 漢方バー『KANPO（かんぽう）煎専堂』と言います。 ティーバッグ入りの煎じ薬は、1包350円。 健康茶はオリジナルカップ付き150円で、カフェ風のオリジナルカップのまま テイクアウトもできる気軽さが受け、常連客も増えているといいます。

今回ご紹介している『漢方バー』は、さいたま市大宮区に本社を置く 漢方煎薬メーカーが運営しているそうで 過去に『さいたま市ニュービジネス大賞2013』の 『コラボさいたま賞・奨励賞』を受賞したアイデアを実現し モデルケースの直営店としてオープンさせたそうです。

さいたま市にある、この漢方バーには 葛根湯や十全大補湯など漢方煎じ薬がズラリと並んでいます。

疲れや肩こり・体調不良など、「医者に行くほどではないが、調子が悪い」といった 未病の段階で、症状にあった煎じ薬を1包単位で購入できます。

購入した後は、1階のセルフ式バーでポットとオリジナルの紙製カップを受け取り 切れ目を入れたティーバッグをお湯を入れたポットに入れ 電子レンジで温めるだけで煎じ薬が出来上がります。

手軽でいいですよね。

昼休みを利用し、オフィスビルから 男性会社員が訪れたり、主婦や中高年女性、若いカップルなど 様々な客層が訪れているそうですよ。

さいたま市のこの漢方バーを作った会社の社長は、 「当社はあくまで漢方煎薬のメーカー。町の薬局や薬店を身近な存在に 感じてもらうため、漢方バーが健康相談窓口の役割を果たすきっかけになれば」 と話しています。

年齢を問わず、健康に良いとされる漢方バー 全国的に広まるか、注目が集まります。


 執筆：街コミNAVI編集部