皆さんはギネス記録を保有していたり、記録に挑戦したことはありますか？

世界記録と聞くと大仰な感じもしますが、最近では「一緒に○○した人数」など、難しい技術を要するというよりは多くの人で挑戦するギネス記録もあり、ユニークな挑戦も増えています。

そうした中、岐阜県可児市では700人もの人が参加したあるギネス記録への挑戦が行われ、話題となりました。 そのチャレンジが「バウムクーヘン長さ世界一のギネス記録に挑戦」

その名の通り、世界一長いバウムクーヘンをつくろうというもので、可児青年会議所が「切り株の年輪そっくりのバウムクーヘンのように、郷土愛を厚く育んでもらおう」と企画したのだそう。

可児市がバラの花で有名なことから、生地にはバラのエッセンスも加えられるなど、郷土愛を意識した挑戦となりました。開催場所は可児市の花フェスタ記念公園で、「秋の無料感謝デー」に合わせて9月24日に実施されました。

半年以上準備をして行われた今回のイベントには親子連れを中心に700人もの人が参加。

目標とする長さは花フェスタ記念公園のオープンした年にちなんだ19.96メートルで、30メートルもある芯棒に参加者がひたすら生地をかけ、焼き台に移して焼くという大変な作業を繰り返しバウムクーヘンを焼き上げました。

しかし、途中で生地がはがれるアクシデントがあり、記録認定の条件である「10層以上の重ね焼き」を満たせず。世界記録は達成できませんでしたが、多くの人が一つの作業を共にしたことなどで、参加者の顔には笑顔があふれていたということです。

学校を卒業すると、大人数で何かを成し遂げるという挑戦をする機会も減ってきますし、皆さんも是非、こうしたイベントが地元で開催された際には積極的に参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部