現在、全国の自治体が地域の活性化を目指している中、新たな地域の価値・ブランドの創造、新たな特産品の開発などが進められていますよね。

全く新しい地域の特色をつくろうとしている地域もあれば、これまで地域の価値をさらに伸ばしていく形で取り組みを行っている地域もありますが、大阪府東大阪府では、現在モノづくりのまちという地域の特徴を活かしたまちづくりに取り組んでいて、10月21日に「親子モノづくり体験教室 端材バイキング」というイベントが開催されました。 東大阪市は東大寺の大仏を作った河内鋳物師と呼ばれる職業集団の伝統が脈々と伝えられ、各分野の全国トップシェアを誇る会社や、ユニークな製品を開発するオンリーワンの技術を持つ企業が集積する町として世界的に注目されている街。

そんな大阪のモノづくりを観光資源として活かしていこう、地域づくりをしていこうと活動する「大阪モノづくり観光ナビ」が企画したイベントです。

このイベントはそんな東大阪の工場で出た端材を使ってモノづくりをしてみようという企画で、「端材でロボットを作る」をテーマに実施。東大阪市内の20社の工場から端材が集められ、参加者は木や金属だけでなく、鏡やゴム、磁石などさまざまな素材を用いてオリジナルのロボットを完成させました。

地域の事業推進のためには、まず地域住民に活動を知ってもらい、親しみを持ってもらうことが大事ですからこうしたイベントも大事になってきますよね。東大阪に住んでいる人は是非こうしたモノづくり関連のイベントなど、これから積極的に参加してみてくださいね。


 執筆：街コミNAVI編集部