うどんといえば香川です。 うどんが食べたいなと思ったら、真っ先に香川が頭の中に浮かんできますよね。

そしてやっぱり、本場・香川で食べるうどんは格別です。

自宅近くのスーパーで購入した コシのないふにゃっとしたうどんではなく 香川のうどんは、シャキッとコシがありのどごしもつるつると良いものです。

しかし、なんと！うどんの起源は中国の福建省尤渓であると 日本留学経験のある中国人が主張しているそうです。 中国のうどん研究家でもあるその女性は 88年に来日し、日本語学校へ通っていました。

そこで、うどんを教わったそうなのですが そのうどんを見て、故郷の尤渓で食べていた太麺とそっくりだったということです。

うどんと似ている食べ物といえば お蕎麦やラーメンも麺類という意味では似ていますよね。

日本のうどんは尤渓が起源であるとクラスメイトへ伝えたところ 笑われてしまった彼女。

悔しかったのでしょう。 その後帰国をしてから、うどんと尤渓の太麺の関わりについて調べ始めたそうです。

調べ進めていくうちに、その麺は「朱子寿面」と呼ばれていることが発覚しました。 さらにその太麺は少なくとも700年の歴史を誇るそうです。

このことから、日本のうどんは朱子寿面に違いないと 主張をされているということです。

今までうどんといえば日本、日本のうどんといえば香川という 強いイメージや先入観があります。

しかし、この説が正しいのであれば 日本古来からあるうどんは和食ではなく、中華料理の部類に入るのかもしれません。

ここは、日本のうどんの歴史もしっかりと検証した上で どちらが正しいのか、また別に正解があるのか・・・気になりますね。


 執筆：街コミNAVI編集部