護国寺（香川県小豆島町）の奥にある院修行場「弘法の滝」は この時期、大変冷たい滝水が流れているのですが その冷たい滝水に打たれて身を清める、寒中水行が先日行われました。 真冬の寒い時期に、水道をひねって水で手を洗うことさえ億劫で すぐにお湯を出してしまうのに、寒中水行となると ・・・想像を絶するような寒さなのだと思います。

今回、香川にある護国寺の水行に挑戦をしたのは 六文銭というグループのみなさんです。

彼らは小豆島が舞台の映画やドラマをきっかけに、島に興味を持つようになったメンバーだそうで さまざまな名所を巡っていくうちに、もっと小豆島をよく知りたいと考えるようになり 今回の水行にチャレンジする事になったようです。

男性は下帯を着用、女性は白衣姿で冷たい滝つぼの冷水の中へ入り 目を閉じて手を合わせて般若心経を唱え続けたということです。

水の中に入ることでさえ、とてもつらいのに さらに手を合わせて般若心経を唱えるというのは なかなか軽い気持ちでできることではありません。

香川にこのような場所があるとは知りませんでした。

香川といえば『うどん』というイメージが頭をよぎりますが こうして、香川をもっと深くよく知りたいという強い探究心を持って 寒中水行へ挑む方は心身の強い方であり、何事にもチャレンジする素晴らしい方なのだと思います。

そして、そのメンバーの中には女性もいらっしゃるということに さらに驚きですね。


 執筆：街コミNAVI編集部