



2017.11.28.
足立区でベビーセンサーに対し給付金を支給
現在、日本で大きな問題となり、議論を巻き起こしている問題といえば、保育に関する問題ですよね。
保育園の数が足りない、そもそも保育士の数が足りない、といった問題が出てきていますが、そうした中で施設や人員を増やしたり、保育士の負担を少しでも下げようという取り組みが全国で進められています。
そんな中、東京都足立区では、区内の保育施設に「ベビーセンサー」という器具などを設置するための経費の補助を給付するということが決定され、話題になっています。
情報元ソース:産経新聞
足立区、施設のベビーセンサーなど導入経費補助
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00000095-san-l13
保育施設などでは基本的に乳幼児は眠って過ごす時間が多くなりますが、眠っているからといって目を離すと、うつぶせになってしまったり、呼吸が止まっていたり、何かあったときに大変なことになります。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171122-00000095-san-l13
そこで足立区内の保育施設では定期的に呼吸の確認を行うように決められています。
しかしこれが保育士の人たちにとってはかなりの重労働だということで、その負担を減らすために、異常があったときに知らせるベビーセンサーと、監視モニターの導入を推進し、補助金を給付することに決定しました。
これらの設備はすでに区内の9割以上の施設で導入が予定されていて、区立の認可保育所では30年度に全額区が負担してモデル事業を実施し、順次導入していくということです。
足立区に住んでいる親御さんや、足立区で働く保育士の皆さんには朗報と思いますが、こうした施策が全国的に広まっていってくれたらいいなと思いますね。
執筆:街コミNAVI編集部